ミニピアノ

カシオのデジタルピアノプリヴィアはグランドアノを弾いている時と同じような感覚で演奏できます。ダンパ−ペダルも自然な余韻を残し連弾にも十分に対応できます。鍵盤はバネを使用せずグラウンドピアノと同じようにハンマーの重みによる機能を装備しており、弾きがいのある重量感のえる音を響かすことができます。低音はどっしりと、高温はより軽やかにとグランドピアノの特徴をいかした電子ピアノに作られています。ミニピアノとは呼ばれないかもしれませんが、コンパクトな電子ピアノです。
プリヴィアは重さが軽く室内でも移動が簡単にできます。テーブルの上に置いたり、専用のケースに入れて持ち歩くこともできます。他にもたくさんの便利機能がついています。
例えば、子供のピアノ練習に欠かせない「メトロノーム機能」、自分の弾いた曲を後から聴ける「録音機能」、一度に複数の音色を使用した演奏ができる機能などです。自分の曲を客観的にすぐ聴けるというのはとてもいいと思います。
オプションで練習も鑑賞もできる「ミュージックライブラリー」や「自動伴奏機能」などもあります。プリヴィアよりも小さいものになりますと、電子ピアノとは言わずに「電子キーボード」と呼ばれ、エレークトーンのようなリズム機能が主で、きちんとピアノを勉強したい人には使えません。片手でメロディを弾き、伴奏機能を使って遊びながら楽しむものになります。
もちろん小室哲哉が使用していたようなキーボードやシンセサイザーは別物ですが。

セガトイズは2007年にヤマハの協力により、グランドピアノ「Ｃ５Ｌ」をモデルに、１/６のサイズで作られたミニピアノの「グランドピアニスト」を発表しました。おもちゃではありません。実際に演奏できる大人のための本格的な玩具といえます。
本物のグレンドピアノを忠実に再現して作られており、鍵盤の幅は約４ミリしかありませんが、８８の鍵盤には演奏用のスイッチが組込まれています。「グランドピアニスト」の選曲プロデュースを担当した葉加瀬太郎氏が「本物のピアノの質感を感じ。玩具の域を超えたりっぱな楽器だ」と絶賛しています。本体にはジャズ、クラッシック、ポップスなど100曲が内蔵されており、専用のカートリッジを使って曲を追加することもできます。カートリッジは20曲入りで１枚3,990円となっています。
自動演奏では白と黒の88の鍵盤が楽譜通りに動く様子は、見ているだけでも楽しいです。子供のころどこかでみた自動演奏ピアノの情景を思い出してみると、まるで透明人間が弾いているようだと思ったものです。
値段は５万円ほどですから、本物のグランドピアノの値段を思うと手ごろですね。

グランドピアニストwith YAMAHA ホワイトバージョン

河合楽器の木製ミニピアノ（赤）は、子供用のおもちゃとして、またプレゼントとして人気の高いミニピアノです。まず見た目がまず河合らしく、大人でも思わず手を触れてみたくなるようなミニグランドピアノです。価格も9,380円とお手頃です。
ＮＨＫの子供番組「いないいないばあっ」の中で人気のキャラクター「わんわん」もよくミニピアノを弾いていますね。子供って案外こういう素朴なおもちゃが大好きなのです。ただポロンポロ〜ンとつま弾いた音が、赤ちゃんや幼児にはそれだけで楽しいみたいです。最近は児童館にいっても木製のミニピアノは見かけません。電池で音が鳴るおもちゃや楽器が多いいですね。木製のミニピアノは高価なおもちゃなのかもしれません。
河合の木製ミニピアノは、アコースティックなピアノですから、幼児期からきちんとした音感を身につけられます。また天然素材で子供たちの体にもやさしく作られ、きちんと調律済みですので安心して弾くことができます。本物のピアノとは発音の構造が違うので、大きな音はでませんが、充分楽しめるミニグランドピアノです。

ピアノ P-32（赤） KAWAI piano